５年目の3.11・・・

この写真を掲載するのも５回目になります。

余震の中、ガソリンが底をつき、切なくも、
使命感だけで自分たちを奮い立たせ、何ができるのか模索していた
あの日々が、あの緊迫した空気を今でも思い出します。

あの日を忘れてはいけない。

先日ラジオを聞いていたら、
「あの日を忘れたい」
という被災者の方の言葉に、はっとさせられました。
「大切な家、人を奪った、必死に逃げたあの情景を
二度と思い出したくない。
だから、今日は、ラジオ、ＴＶ、すべて消し、3.11から私は逃げます。」

どれだけの恐怖が、黒い波とともに押し寄せたかと想像すると
壮絶さに胸がつまります。

仙台ではプラネタリウムで、あの日の夜空を上映したそうです。

私もあの日、空を見上げていました。
東北全域の停電で、不気味なほどに暗く静まり返った夜。

見上げると、信じられないくらいの星が無数に輝き、
夢のように綺麗な星空を
こんな切ない気持ちで見上げることの皮肉さに
くやしさがこみ上げました。
そしてこれが夢であってほしいと願いました。

５年目の節目に、今年の１月復興を願い
フィギュアスケートエキシビジョンが盛岡で開催されました。

私は今日、手作りの夢あかりに火をともし、
犠牲者、行方不明者の方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

そして、あの日を忘れることなく、
これからも支援していきたいと思います。

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